発展途「城」の滝山城

桜の名所として

丘陵の山々を奈良の吉野山に見立て、平安時代の修験道の文化の名残もあることから、昭和46年度に、加住地域の住民と行政等が共に協力して桜(ソメイヨシノ、ヤマザクラなど)を植樹し、長い年月を経て都内有数の桜の名所地となっています。

毎年4月初旬には、滝山城跡桜まつりが開催されています。

続日本100名城

平成29年4月6日「城の日」に発表された続日本100名城に滝山城が認定されました。全国各地の城郭ファンからの推薦などを受けたうえで、「(1)優れた文化財・史跡」、「(2)著名な歴史の舞台」、「(3)地域・時代の代表」といった点を評価基準として選考が進められました。

八王子市は、滝山城の認定により、日本100名城として先に認定をうけていた八王子城とあわせて、全国的にも大変めずらしい同市内に2つの100名城を有するまちとなりました。

日本遺産に認定

令和2年6月19日、都内で初めてとなる認定として、八王子市では「霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」というストーリーが選ばれました。ストーリーを語るうえで欠かすことのできない文化財として構成される市内の有形・無形文化財(計29件)には、国指定史跡である滝山城も含まれています。


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